壺天堂について
卓上・会話型ロールプレイングゲーム(RPG)に用いる冊子を制作する小さな遊戯工房です。いわゆるTRPGですが、鉛筆やノート、サイコロと紙の書籍や冊子を使ったアナログなゲームのやりかたです。
拙者は、焼き物を壊したり欠いたりして相当な経験値を積んできた一人ですが、このことは工房名の由来となっております。あいにく現世ではどれほど壊しても回復薬や御金は出現しません。
現在複数の冊子を製作中ですが、内容が膨張してなかなか公開できる程度までは進みません。ただし英語版を御覧の通り、これらは理論物理学の論文に匹敵するほど華やかな魅力を発揮しております。(笑)
著作権
原則として拙作はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用しておりますが、詳細が異なるため、各書をご確認お願い致します。
由来
壺天堂とは任天堂の単なるパクリではないのですが、幼き頃から遊んだ「ゼルダの伝説」に対し敬意を表す所存でございます。闇雲に壺を壊すほど楽しいことはあるのでしょうか。
その名は「後漢書」、費長房氏の話に由来しております。同氏は薬屋が店の前にある巨大な壺に入ってゆくを目撃して追い、その秘密を暴かれて感心した薬屋に連れられて壺に入って中の天堂でご馳走を共にする。のちに薬屋の下で修行を重ね、お守りをもらってそれで超能力を得て、妖怪を威嚇したり磁脈を操って瞬間的に長距離を移動したりして、果てはお守りを失って妖怪に殺される。ということです。
他にも、明君の教訓を纏めたインドの古典「ヒトーパデーシャ」では、壺を壊す人の話があります。氏は、ご馳走が入った壺をもらって陶工の店に入り、それを売ればあれこれが手に入ることの妄想に耽り我を失って自分の壺も店の壺もぶっ壊してまい、陶工に叱られて追い出されるとのことです。
技術的詳細
PDF生成は主にXeTeX、偶にpTeX。拙頁のHTML生成はJekyllを通し、 テーマMoonwalkを基本に多言語プラグインを追加。表のアニメーションはtsParticlesを活用。
SNSについて
拙工房は利用いたしませんので、御諒承を賜れれば恐悦至極に存じます。ただしSNSを通しても猶、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを利用する拙作を共有される自由は、全く以て否定いたしません。